EROC Valorant blog

主にValorantについて書きます

チームを作ったあとやるべきこと

メンバーを募集してチームを作ったあと、僕がやるべきだと思っていることを

書いていこうと思います。

僕がやるべきだと思うのは

 

・意識の共有

・知識の共有

・攻めの打ち合わせ

・守りの打ち合わせ

・試合

・反省会

 

の6点です。

 

 

1.意識の共有

 

まず何を目標にチーム活動をしていくのか、例えば大会優勝を目指すのか

Best8を目指すかなどを決める必要があります。

なぜならば、目標によって練習の量や質は変わり、

一人でも目標が違う選手がいれば遠くない未来にその選手との温度差がうまれ

チーム運営がうまくいかなくなります。

そういうことを防ぐためにも目標を決めることは重要です。

もちろんチームを作る時点で目標が共有できていればいいですが

再確認という意味でするのがいいと思います。

またこの段階で、チームの活動時間や休みや遅刻などするときの連絡手段なども

決めておくといいと思います。

 

 

2.知識の共有

 

次にチームメンバーの知識を共有することが大事です。

共有する知識は、MAP名称、投げ物、強いポジションなどです。

MAP名称は共有しなければいけないのはもちろん、

投げ物の知識は共有することにより、誰か一人だけが投げれるのではなく、

全員がその投げ物を投げることができるようになります。

そうすれば誰かが死んでも、生きている誰かがその投げ物を投げれるはずです。

 

 

3.攻めの打ち合わせ

 

まず簡単に役割(Role)を決めましょう。

Attacker(Entry)、AWPer、Support(Backup)、IGL、Lurkerの

5種類のうちどれを担当するのかを決めるといいと思います。

上の5種類の役割について簡単に説明すると

 

〇Attacker(Entry)

セットや展開のときに基本的に前に出てkillを狙う。

Attackerをしている主なプロ・・・apEX、TACO、friberg

 

〇AWPer

AWPを買って取りやすいkillを狙いに行く。(例えばmirageのBlongなど)

相手が出てきそうな場所を覗いておく。

AWPを買えないときはAttackerやSupportになる。

AWPerをしている主なプロ・・・s1mple、kennyS、GuardiaN

 

〇Support(BackUp)

AttackerやAWPのカバー、AttackerやAWPerが勝負しやすい投げ物を投げる。

Supportをしている主なプロ・・・fer、sixeR

 

〇IGL

バイかエコかの指示や、そのラウンドで何をするかの指示(セットなど)

後述するLurkerと二役することも多々ある。

IGLをしている主なプロ・・・Xizt、Happy、shox

 

〇Lurker

セットをするとき一人で動いて裏を取ったり、寄らせない動きをする。

少人数戦(1on1、1on2など)が得意なプレイヤーがしていることが多い。

Lurkerをしている主なプロ・・・flusha、GeT_RiGhT、Happy

 

という感じです。

~~~をしている主なプロは僕の印象なので今は変わってたり、

違ったりするかもしれないです。

 

役割を決めたら、次はラウンドで何をするかを決めましょう。

 

・1stの動き

・2nd勝った場合と負けた場合の動き

・相手がエコラウンド(アンチエコ)のときの動き

・こちらがエコラウンドのときの動き

・両チームがバイラウンドのときの動き

 

などを決めるといいと思います。

動きはラウンド開始してから詰め待ちをするのか、どこを取りにいくのか

セットをするのかなどの動きです。

動きは今までのチームでやっていた動きをしたり、

プロチームのDEMOなどを見てセットなどの作戦を盗みましょう。

また特にセットの話ですが投げ物を投げる位置がかぶる可能性があるので

入念にチェックしておきましょう。

新しいセットや作戦をする場合、流れを掴むために5人で何回か合わせると、

試合でスムーズにその新しいセットや動きが出来るようになります。

 

 

4.守りの打ち合わせ

 

攻めの打ち合わせが終わったら守りの打ち合わせもしてみましょう。

まずMAPごとの配置を決めます。

配置を決める目安として今までやっていたところや得意な場所を

守るのもいいですが、自分がT側のときに攻める場所を守ると

相手が嫌がる動きがわかるのでオススメです。

守る場所を決めてから、攻める場所を決めてもいいと思います。

また守りは大体AメインAサブミッドBメインBサブ

分けられていて(MAPにもよりますが)、できるのであれば

どのMAPも同じ配置につくといいと思います。

どのMAPも配置を一緒にすることで連携がしやすくなるのと、

活動時間外などに打ち合わせするときに複数のMAPが打ち合わせできるからです。

では、配置を決めたら一緒に守る人と打ち合わせをしましょう。

一緒に守る人というのは、mirageならばAメインAサブBショートBロング

AサブミッドBショートなど一緒に動きやすい人と

まず打ち合わせするのがいいです。

決めるのは攻めの打ち合わせと大体一緒で

 

・1stの動き

2nd勝った場合と負けた場合の動き

・こちらがエコラウンドのときの動き

・両チームがバイラウンドのときの動き

・相手の行動に対する具体的な対策

・取返しの動き

 

「相手の行動に対する具体的な対策」はmirageでAを守っている場合だと

A setが来たらどう動くのか

Aトン最速でよく来る場合はモロトフで止めるのかHEを投げるのか

Aトンとパレスを合わせて出てくるのが多い場合はAトンアクションがあったら

誰がパレスを抑えるかなど

決めることはたくさんあります。

もちろんケースバイケースで、そのケースの無数にありますが

予想される相手の動きに対する動きを予め決めておくことにより、

咄嗟に考えないといけなくなる場面が少しでも減るので

スムーズに守ることができるようになります。

 

取返しの動きは、どういう投げ物を投げて取り返すのか。

攻められたところにいたプレイヤーは引いて取返しに徹するのか

勝負して相手の人数を減らすのかなど、これはチーム全体で話し合うと

効率がいいと思います。

 

 

5.試合

 

打ち合わせが終わったら実際に試合をします。

実際に打ち合わせたことができているかを確認しながらするのがいいと思います。

そして、試合をするときに重要なのは勝ちにこだわりすぎないことです。

練習試合はいくら負けてもよく、重要なのは大会で勝つことです。

また、MMやFaceitなどではなく大会ルールの順守した設定の

日本サーバーで試合をするのがオススメです。

 

 

6.反省会

 

試合が終わったら反省会は必ずしましょう。

打ち合わせたことがしっかりできたのか、

投げ物のミスがあったらそれが投げれるのかの確認、

実際に試合をやってみて、打ち合わせた動きが有効ではなかった

相手の動きに対する対策などを話すといいと思います。

このとき、少数のメンバーだけが話すのではなく

全員で話して反省会をするといいと思います。

また、試合直後で反省会をすると熱くなって口調がきつくなることも

ありますが、そこは落ち着いて言い方を考えて反省会をしましょう。

 

以上がチームを作ったあとにやるべきだと思うことです。

おそらく2~6はずっとループしてやっていくことになります。

何かいい投げ物があったら活動前に共有

何かいい動きがあったら活動前に打ち合わせ

そして試合をして反省するといった感じです。

 

記事に書いたことをすれば、ただ試合をするだけよりは

効率的に強くなれると思います。